釜石ワインフェスティバル 

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釜石ワインフェスティバル
9/30(土)11:00~17:00 場所:釜石PIT内

◇近代製鉄の父、大島高任がワイン醸造の研究をはじめて130周年を記念し、ワインフェスティバルを釜石PITにて開催します。当日には新しい特産品「釜石ワイン」も出品します。

他にもソムリエによるワイン塾、ワインに関するステージイベントがありワインを知らない人でも楽しめるイベントとなっております。
県内外各所からワイナリーも出品。釜石の地酒「浜千鳥」も出品するそうです。

当日この釜石市大町地区では、「釜石まるごと味覚フェスティバル」「ラグビーワールドカップ2019ファンゾーンプレイベント」も同時開催され盛りだくさんの一日です。

ホテルマルエからは、すべて徒歩圏内のイベントとなっております。
皆様のおこしをお待ちしております。

◇出店ワイナリー
・ソーシャルファーム&ワイナリー(遠野市)
・エーデルワイン(花巻市)
・高橋葡萄園(花巻市)
・亀ヶ森醸造所(花巻市)
・くずまきワイン(葛巻町)
・自園自醸ワイン紫波(紫波町)
・神田葡萄園(陸前高田市)
・ラガーワイン(山梨県)
・はすみふぁーむ(長野県)

釜石市役所HP
http://www.city.kamaishi.iwate.jp/index.html
◇大島高任とブドウ酒について、ネットで調べてみました。

・明治13年(1880年)、栃木県那須野ヶ原の開拓を目的として発足した結社農場、那須開墾社により3000haの農場が開拓された。
・明治23年(1890年)に日本鉱業会の初代会長に就任した後年、大島高任はこの開墾にも携わるようになった。
・明治23年(1890年)以来、大島高任は原野にブドウの苗を植え付け、那須野が原をブドウ酒の産地にすべく尽力をつくした。
・明治30年(1897年)には「那須野ブドウ酒」として市場販売。西洋種苗を使ったワインも醸造。このとき72歳。
・その10年後、この事業は所有地共々、大島牧場から高田農場引き継がれていきましたが、事業として軌道に乗ることはなく明治44年(1911年)に幕を閉じた。
・お茶葉を作り始めたという資料もある。
・明治34年(1901年)76歳で生涯を終える。

◇130周年というのは
2017年-130年=1887年(明治20年)。ブドウの苗の植え付けは明治20年ではなく明治23年。
つまりワインを醸造してから130周年ということではなく、ワイン醸造研究をしてから130周年ということだと思います。なにをもって研究を始めた年なのかは調べ切れませんでした・・・。
そして、今回の釜石ワインフェスティバルは、被災地に新たな特産品を作ろうという機運と、関係各所のご尽力、その大島高任の功績からヒントを得て「釜石ワイン」となったようです。