スチームパンクな釜石パンフ 

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スチームパンクな釜石パンフ
外国人向けの釜石案内パンフレットを作成しました。

パンフレット内側

パンフレット内側


「1000の言葉より1枚の絵」
絵を使って「鉄と魚とラグビーの街」釜石をインバウンドの観光客に伝えることができないかな?時間軸をごちゃごちゃさせた感じで。というテーマからスタートし、釜石出身釜石在住の大野さんにイラストを依頼しました。 

「鉄と魚とラグビーの街」
鉄は釜石の文化・歴史、魚は釜石の食、ラグビーは釜石のスポーツ振興と表現する地図を目指します。ラグビーワールドカップに向けての作成です。
パンフレット外側

パンフレット外側


画風は釜石が今よりも活気があった昭和の頃、煙突から煙をあげていた工場町、そんなモクモク感をスチームパンク風にお願いしました。
*スチームパンクとは
電気やITではなく、蒸気機のエネルギーや技術が頂点であるかのような空想の世界です。

◆5月4日 まずは弊社が

ここからスタート

ここからスタート


まずはイメージをお伝えするために、弊社にて釜石マップを鳥観図風に描き、大野さんにお渡ししました。もちろんこちらの素人画です。あくまでも取っ掛かりとしての絵です。

◆5月14日 10日後にはすでにイメージ大枠が完成!?

10日後の打ち合わせで、ほぼイメージが完成してしまいました。

10日後の打ち合わせで、ほぼイメージが完成してしまいました。


スチームパンクのモクモク感が表現されています。発電所が大きく描かれ、まるで町の稼働エネルギーを供給している工場のようです。釜石市街地は浮かび上がり、その地下には工場で働く人たちの住まいが描かれています。
*昭和の頃、釜石製鉄所社宅は各所にあり多くの労働者が働いていました。釜石の雰囲気にピッタリです。これをベースに話を進めていきます。

そして次回は、文字は極力載せないこと、釜石の魅力を細部に散りばめ、探してもらおう、ということをお願いしました。

◆5月23日 さらに発電所は大きく

さらに発電所は大きく

さらに発電所は大きく


さらに発電所は大きくなり、大渡川に鮭が上り(下り?)、五本の煙突やインクライン山、化成ビルのネオン、エクスカリバー(尾崎神社)等々・・・お願いしていたポイントや大野さんのアイディが描かれていました。

更に打ち合わせを重ね、橋上市場、大通りの道路看板、ミッフィーカフェ等々アイディアを擦り合わせます。

◆6月7日ラフ画完成

ラフ画完成

ラフ画完成


この段階で完全に釜石市街地は陸上から浮かび上がりました。大島高任は旗を持ち、橋野高炉はマシン(機械)の一部の様です。まさに令和の「ひょっこりひょうたん島」!
今昔の釜石なだけに、釜石出身釜石在住の大野さんが描くこが非常に重要なポイントだと考えてます。
表紙

そして表紙のラフ画も完成しました。DEEPな釜石の入り口がホテルマルエ!?この発想に脱帽です。そして着色してもらい8月末には完成しました。

パンフにはない夜バージョン

パンフにはない夜バージョン

パンフにはない夜バージョン


着色は夜をイメージして(ホテルの営業時間帯は夜なので)とお願いしたのですが、『市街地が目立たなくなりますよ?』と大野さんのアドバイスでパンフレットは昼間の時間帯のものです。
ですが夜バージョンも作成していただきました。
こちらも光の明暗が効いていて迫力があります。ホテルマルエにて展示しております。
 
ホテルマルエは釜石駅から約徒歩5分となっております。
一人旅やリーズナブルな宿泊をお探しになっているお客様に多く利用されております。
軽朝食無料、大浴場完備(サウナ男湯のみ)漫画1万冊、有線LAN・Wi-Fi、全室大画面32インチテレビ、お部屋で映画が観れるVOD、レンタル自転車等のサービスで皆様のおこしをお待ちしております。